2023.08.01

薬膳カレーと普通のカレーの違いは?01

薬膳カレーって普通のカレーと何が違うの?
どんな食材が使われているの?
このような疑問をもっていませんか?

すべての食材は、からだを温める作用を持つ熱性、温性と、からだを冷やす作用を持つ涼性、寒性、どちらにも属さない平性の5つに分類することができ、食材が持つ効能を活かすことで、身体の不調を改善することができます。

冷えを改善したい時にはからだを温めてくれる食材を選び、夏の暑い時期にはからだの熱をとる食材を選ぶことで、からだのバランスを整えることができます。

普通のカレーは、一般的な食材をカレールーで煮込んで作るのに対して、薬膳カレーは、からだの状態を整えるために食材やスパイスを効能で選ぶ、という違いがあります。

薬膳カレーは、一般的なカレーよりも辛さが控えめで、消化を助ける食材が多く使われているため、胃腸に優しいという特徴もあり、健康に気を遣っている人にもおすすめです。

スパイスは生薬そのもの。代表的なスパイスと効能を紹介

スパイスは生薬そのもの。代表的なスパイスと効能を紹介

薬膳カレーでよく使用されるスパイス、食材の効能をご紹介します。

クミン

冷えによる消化不良、血行促進、免疫力向上、食欲増進、ストレス解消、神経痛、解毒

カルダモン

消化不良、疲労回復、健胃、整腸、口臭防止、咳、発汗、精神安定、集中力向上、吐き気、酒酔い

クローブ(丁子)

身体を温める作用、食欲不振、冷えによる腹痛・胃痛・吐き気、消炎鎮痛、生理痛、血行促進、消化促進、アンチエイジング、動脈硬化の予防

シナモン(肉桂)

身体を温める作用、食欲不振、冷えによる腹痛・胃痛・吐き気、生理痛、生理不順、不眠、むくみ、アンチエイジング、美肌、抜け毛、風邪の予防、ダイエット

ターメリック(ウコン)

身体を冷やす作用、肝機能の強化、抗酸化作用、利胆作用、デトックス、美肌、アンチエイジング、便秘の改善

カイエンペッパー(唐辛子)

身体を温める作用、食欲不振、消化不良、血行促進、肩こり、発汗作用、新陳代謝促進

また、身体を温める作用や発汗作用のあるコリアンダー(香菜)などのスパイスもよく使われています。

薬膳カレーに取り入れたい食材とは?

薬膳カレーに取り入れたい食材とは?

薬膳カレーにはさまざまな食材が使われますが、鶏肉、にんにく、しょうがなどのからだを温める作用を持つ食材と、からだを冷やす作用を持つトマトを使うことで、バランスをとることができます。

鶏もも肉

鶏もも肉にはビタミンやミネラル、タンパク質が豊富に含まれています。
免疫力アップ、疲労回復、高血圧や貧血の予防、目や骨、歯の健康維持、精神安定、老化防止、美肌効果

にんにく

身体を温める作用、疲労回復、免疫力を高める、食欲不振、消化不良

しょうが

身体を温める作用、血行促進、健胃作用、風邪の悪寒、胃の冷え、食欲不振、咳

トマト

身体を冷やす作用、食欲不振、消化不良、高血圧の予防、アンチエイジング、美肌、ダイエット、疲労回復、風邪の予防

他にも、薬膳カレーには、気を補い、造血などの作用を持つひよこ豆や、身体を温める作用を持つ玉ねぎや胡桃などもよく使われています。
からだの状態に合わせて食材を選ぶことで、効能を実感することができます。

薬膳カレーはどこで食べる?

薬膳カレーはどこで食べる?

薬膳カレーはどこで食べることができるのでしょう。
東京の人気店をご紹介します。

薬膳食堂ちゃぶ膳東京下北沢店

下北沢にある薬膳食堂ちゃぶ膳は、無化調オーガニックのヴィーガンラーメンとカレー薬膳料理のお店。 オーガニック野菜を使用し、化学調味料や動物性食材を使用していません。

発芽酵素玄米と玄米酵母スープを使用した、無化調ヴィーガン仕様の薬膳料理店で、落ち着いたおしゃれな隠れ家的レストラン。

17時からディナーのみの営業。
2008年オープンのお店で、口コミもたくさんあります。

薬膳カレー新海 虎ノ門店

麻布十番にある薬膳カレー新海 虎ノ門店のカレーには、小麦粉が一切使用されておらず、油を最小限に抑えているため、健康が気になる人におすすめのお店です。

17種類のスパイスや生薬を独自に配合し、様々な薬膳効果と極上の香りが楽しめます。 お店ではランチとディナーが楽しめます。

2022年8月に代々木上原で開催された「ジャパニーズカレーフェスティバル2022」に、スリランカ風薬膳スープカレーと薬膳キーマカレーの2種類の冷凍カレーが出店されました。

スリランカ風薬膳スープカレーは人気No.1の商品で、薬膳キーマカレーは、ヴィーガンやベジタリアンに対応した島豆腐と野菜出汁が使用されているこだわりのカレー。

ギフトとして、様々な味が楽しめる薬膳カレーの詰め合わせや、ダイズライスと薬膳カレーのセットも人気で、オンラインで購入することができます。

薬膳カレー薫

薬膳カレー薫は麻布十番にあるワインバーで、一人でも入りやすく、おしゃれなカウンター席のお店です。

メニューは、鳥骨鶏のカレーと火鍋カレーから選べます。

たっぷりのトマトと薬膳生薬がブレンドされ、他では味わえない絶品カレーだと口コミでも評判。
辛さは控えめなので、辛い料理が苦手な方にもおすすめです。

金、土の11:00から13:30ランチのみの営業で、変更になる場合があるので、気になる方は事前に確認が必要です。

無添加薬膳スープカレー COMOS

下北沢にある無添加薬膳スープカレー COMOSは、20種類の野菜のスープカレーをベースとし、チキンレッグやラムしゃぶなどの多彩なメニューから、お好みのカレーを選ぶことができます。

口コミには“無添加”の文字にひかれて入店したとの書き込みもあり、野菜不足を補いたい人におすすめ。

木の温もりが溢れる店内は、ランチなど普段使いとして人気があり、ランチタイムにはソフトドリンク付きで、お得に無添加の薬膳カレーを楽しむことができます。

薬膳スープラボ

薬膳スープラボは、道玄坂にあるスープ専門レストラン。

薬膳の理論に基づき、漢方の専門家が厳選した食材を使って調理された本格的な薬膳スープを味わうことができます。

具だくさんのスープセットは栄養満点で、漢方の香りが苦手な人でもおいしく頂けたと高評価。 店員さんの対応もとてもよいと評判のお店です。

営業時間は木、金、(水)の12:00〜15:00
営業時間や定休日が変更になる場合があるので、事前に確認が必要です。

自宅で手軽に薬膳カレーお手軽レシピ

自宅で手軽に薬膳カレーお手軽レシピ

自宅で手軽に作れる薬膳カレーのレシピをご紹介します。

<材料> (2人分)

  • もも肉 1枚(250g)
  • 玉ねぎ 1/2(100g)
  • にんにく 1かけ
  • トマト 1個(200g)
  • 塩コショウ 少々
  • 水100cc
  • 塩 小さじ⅔
  • サラダ油 大さじ1

〈スパイス〉

  • ターメリック 小さじ1
  • クミン(パウダー)小さじ1
  • コリアンダーパウダー 小さじ1
  • シナモンパウダー 小さじ½
  • チリペッパー 小さじ½
  1. 玉ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにし、トマトは縦半分に切ってヘタを取り1cm角に切る。
  2. 鶏肉は食べやすい大きさに切って塩コショウをふる。
  3. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、2の鶏肉を入れて肉の色が変わるまで炒めて取り出す。
    同じフライパンに玉ねぎ、にんにく、しょうがを入れて中火で熱し、玉ねぎが茶色にな るまで炒める。
    トマトを加えてなじむまで炒める。
    スパイスを加えて香りがたつまで炒める。
  4. 鶏肉を戻し入れ、水、塩を加える。
    煮立ったらふたをして、肉に火が通るまで5〜6分弱火で煮る。
  5. 器にご飯を盛り、薬膳カレーをかける。

雑穀米にしても美味しく頂けます。
お子さんがいらっしゃる場合やお好みによって、スパイスの量を調整してくださいね。
ご家庭でお好みの味を楽しんでみてください。

忙しい人にはレトルト通販がおすすめ

忙しい人にはレトルト通販がおすすめ

薬膳カレーを作ってみたいけど、もっと手軽に取り入れたい人には、レトルトの通販がおすすめ。

薬膳スープ環のラムとウコンのスパイス薬膳カレースープは、お皿に移して電子レンジで温めるだけで、一つ一つ手作りで丁寧に調理された薬膳カレーを頂くことができます。

ラム肉には、体内で合成することのできない必須アミノ酸がバランスよく含まれていて、免疫力アップやアレルギーを和らげる、食欲を抑えるなどの効能があり、良質なタンパク質を手軽に摂取することができます。

薬膳スープ環では、10種類のスープの中から気になる症状に合わせて選ぶことができます。

まとめ:自分の体調に合ったスパイスや食材の薬膳カレーを選ぼう!

自分の体調に合ったスパイスや食材の薬膳カレーを選ぼう!

薬膳カレーの特徴や、東京で薬膳カレーが食べれるお店、自宅で手軽に作れる薬膳カレーのレシピについて解説しました。

身心の状態を整えたい人に薬膳はおすすめですが、忙しくて調理に時間をかけることができない人も多いはず。

そんな人は、薬膳スープ環のラムとウコンのスパイス薬膳カレースープを試してみてはいかがでしょうか。
毎月届く定期便は、初月のみ送料無料、30%引きでお得に始めることができます。

この記事の監修者

田口 三江子

田口 三江子

薬膳指導士

  • プライマルヘルスコーチ
  • 衣食住養生アドバイザー
  • NPO 呼吸大学代表
1994年より江戸懐石近茶流、1999年より薬膳を学び、数々の飲食店のプロデュース、メニュー開発、立て直しなどに携わる。2005年「日本人の根っこを元気にする食」をコンセプトに、本格日本料理店「割烹うさの」(表参道)を開店。
複数企業のアドバイザーを勤めながら地球を汚さない農業の普及、生産者の支援活動の他、各種講座などでアブラの大切さや料理の基本、味付けのコツ、プロも知らない素材の見分け方、運氣やエネルギーの高まる料理法や出し方、食べ方を伝えている。

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